皆さん、こんにちは!
学習塾ペガサス 横浜六角橋教室の代表・篠田啓彦(しのだ ひろひこ)です。
今回のテーマは、塾業界の人間にとっては衝撃的なことです!
なんと
「通塾回数と読解能力値は無関係!?」
です。
前回のブログ「ちょっとした学力アップのコツ」で紹介いたしました、
「AI vs. 教科書が読めない子どもたち 著者:新井紀子 発行所:東洋経済新報社」
に書かれていることで、気になったことをまたお話させていただきます。
読書習慣・勉強習慣と読解能力値の関係
筆者は、「全国2万5000人を対象に実施した読解力調査でわかったこと」内容を次のように記しています(一部抜粋)。
➀通塾の有無と読解能力値は無関係
➁読書の好き嫌い、科目の得意不得意、1日のスマートフォンの利用時間や学習時間などの自己申告結果と基礎的読解力には相関関係はない
➀に関しては、少々頭が痛いのですが・・・(笑)、学習塾の現実としては十分あり得る話だと考えています。
特に、中学生のお子さんに合致すると思います。
どうしても中間又は期末テストで結果を出すために、成績アップするのに時間がかかる国語は後回しになるケースが多々あります。
また、国語を扱うにしても、特にテスト前になると、比較的点が取りやすい「漢字」や「知識」に時間を使いがちです。
これでは、本当の読解力は身につきません!
このような現状があるため、私は「国語力を強化する塾」に方向転換したのです!
➁に関して、
時々保護者の方から下記のような質問を受けます。
「うちの子は、本が好きで結構本を読んでいるのに国語の模試の結果が良くないのですがどうしてでしょうか。」と、
だぶん、上記のようなお子さんは、本を乱読に近い形で読んでいるのだと思います。
入試や模試で必要な読解力とは、精読・深読です。
ですから、本をたくさん読んでも精読や深読でなければ、本当の読解力はつかないと考えています。
では、本当の読解力をつけるためには、どうしたらいいのでしょうか?
それは、下記を参照してみてください。
学校教育に何が必要か?
筆者は、本書の中で下記のようなことを記しています。
『数学者の藤原正彦さんは、学校教育に何が必要か、と尋ねられて「一に国語、二に国語、三、四がなくて、五に算数」とおっしゃいました。私は今現在の「国語」でよいかには疑問があるので、「一に読解、二に読解、三、四は遊びで、五に算数」でしょうか。「遊び」といっても、手先や身体を動かす、モノに頼らない遊びです。そして、日本の学校が誇る、給食当番や掃除当番などの班活動。それ以外のものは要らない。私はそう思います。』
私も同感です。
学習の中心は、やはり国語(読解)にあると考えています。
その国語(読解)を小学校及び中学校時代にしっかり身につけておけば、鬼に金棒です。
今の時代、学校でなくても、学ぶところはいろいろとあります。
お子さんの興味または適性に応じて学んでいけばよいのではないでしょうか。
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学習塾ペガサス 横浜六角橋教室
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