偏差値の罠に引っかかるな！

皆さん、こんにちは。

学習塾ペガサス横浜六角橋教室の代表・篠田啓彦（しのだひろひこ）です。

今日のテーマは、「偏差値の罠に引っかかるな！」です。

受験生の方やその親御さんには、やはり偏差値について正しく理解をしていただきたいと思っています。

「偏差値」とは、ある集団の中の位置を示します。

つまり、偏差値が高い方が良く出来たことになります。

平均点を偏差値50とし、平均点より高い点を取った場合は50より高くなり、平均点より低い点を取った場合は50より低くなります。

上の表を見てわかる通り、偏差値65だと上位7％に入っていることになります。

お子さんに模試の返却をすると、偏差値が高いまたは低いと言って一喜一憂する姿がよく見られます。

また、お子さんの頭の片隅に「偏差値が高い＝頭が良い」があります。

これは大きな間違いです。

このようなことを考えているお子さんがいたら、しっかりと模試の性質について理解していただく必要があります。

模試は「知能テスト」ではありません。

つまり、「頭の良さ」を測るものではないのです。

模試は「どれだけ理解し、それを定着させたかをチェックするもの」だからです。

模試は上記のような性質のため、復習する意味が大いにあります。

模試の復習の仕方については、またの機会にお話をさせていただきます。