皆さん、こんにちは。
学習塾ペガサス 横浜六角橋教室の代表・篠田啓彦(しのだひろひこ)です。
今日は、教材出版社主催の「神奈川県公立高校入試 分析・対策セミナー」に参加してきました。
そこで印象的だった「社会に何が起こったのか?」についてお話をさせていただきます。
2018年度の神奈川県公立高校の入試おいて、初めて社会の平均点は40点台(41.8点)になりました。
今までは、理科の平均点が低く話題になったことがありました。
(2014年度:38.4点 2015年:37.4点)
セミナーでも、神奈川県公立高の理科と社会は、全国的にみても最難関であると言われていました。
では、今回の社会が何が難しかったのか、ご説明させていただきます。
分野横断型の問題が出題
「大設問2(ア)」 解答:4
「長野県の林業」では、需要供給の関係から林業が抱える課題を推測させています。
「大設問3(オ)」 解答:(i)1 (ii)1
資料より物価の騰貴を読み取る問題です。
つまり、「地理」と「公民」の横断型の問題であると言えます。
このような横断型の問題は以前に出題されていないため、受験生を悩ませた問題だと思います。
〇解答条件の複雑化による難化
「大設問4(ア)」 解答:2
「6つの出来事から岩倉使節団の派遣より前に起きた出来事をすべて選択し古い順から3番目のものを選択する問題」です。
これは、「岩倉使節団が派遣された年号を理解しているうえで、かつ6つの年号を理解している必要があります。
このような問題は、歴史の大きな流れに加えて、どの順番で起きたかを理解していない受験生はかなり苦戦をしたものと考えられます。
今後の対策
対策としては、まず何よりも教科書の徹底理解が必要です。
語句の理解だけでなく、その背景までを理解する必要があります。
そして、もっと根本的な対策も必要です。
それは、「文章読解力」です。
問題を見ていただけると分かりますが、解くためにはかなり長文を読む必要があります。
これは、社会に限ったことではありません。理科もそうです。
(もちろん、国語もそうですが・・・。)
そして、残念ながら、「文章読解力」は「読書時間」に比例しません。
なぜなら、「読書」はなんとなく読んでいても本の概要は分かりますが、「文章読解力」は「精読」、つまり細かく読む必要があるからです。
そして、試験時間には限りがあるため、速く読む必要があります。
もっと言えば、「文章読解力」は「塾での勉強時間」にも比例しません。
残念ながら、普通の学習塾では、「文章読解力」を根本から向上させることはされていないようです。
では、「どうすればいいのか?」は下記を参照してください。
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学習塾ペガサス 横浜六角橋教室
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