学力が伸び悩むお子さんは･･･?

学習塾でご指導させていただいていて、

どうしても

「模試の偏差値があがらない」

「成績が上がらない」等の

結果が出ないお子さんが少なからずいます。

 

この結果が出ないお子さんの特徴として、

「集中力がない」

「持続力がない」

「勉強が習慣化していない」等に

なります。

 

では、なぜ集中力・持続力がなかったり、

勉強が習慣化しないのでしょうか。

 

それは、親御さんの影響が大きいように感じます。

 

以前お預かりした中学受験を志望していた

小6のお子さん（Ａ君）についてお話をしようと思います。

 

Ａ君は集中力がなく、

なかなかこちら側の指導に対して、

素直に「はい」と言えることができませんでした。

ですから、なかなか学習の内容をしっかりと

身につけることができませんでした。

 

当初は、Ａ君がなぜ集中力がないのか、

また素直に聞けないのかよくわかりませんでした。

 

ある保護者の方と面談の時です。

その方は、Ａ君のおばにあたる方で、

このお子さんの家庭内の様子をかなり詳しくご存知でした。

 

そのご家庭では、夫婦関係があまりうまくいっておらず、

お母さまがＡ君に対して

かなり厳しく接しているとのことでした。

 

親御さんがお子さんに対して、

厳しいとなぜいけないのでしょうか？

厳しく接しているということは、

お子さんに対して、

かなり”ダメ出し”をしているということです。

 

”ダメ出し”ばかりされると、

お子さんは親御さんからの愛情を感じられません。

また、自分を否定されているものと考えてしまいます。

 

そのような状況では、勉強どころではなくなってしまします。

ですから、集中力がなくなってしまいます。

 

また、自分を肯定されていないため、

自分自身に自信が持てません。

そのため、相手の言うことが素直に聞けなくなるのです。

 

では、このように集中力がなく、素直になれないお子さんに対して

どのように対処すればいいのでしょうか？

 

それは次回にさせていただきたいと思います。

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