２次方程式って、どのやり方で計算すればいいかわからない！？ー中学数学

２次方程式の計算は、いろいろと解き方があります。

学校でも塾でも、「因数分解を利用」や「平方完成を利用」、「解の公式を利用」等、

それぞれの解き方について学びます。

しかしながら、

この式の場合は「解の公式」を使ったほうがやりやすいよ。

あの式の場合は、「平方完成」を使ったほうが計算が楽だよ。

といった指導があまりなされていないように感じます。

そのあたりのことを説明させていただきます。

まず、x2=□、(xー○)2=△  等は、

式の形が分かりやすいので、

特に説明する必要はないと思います。

どのやり方でいいか迷うのは、以下のような式の時ですね。

ax2+bx+c=0

では説明していきます。

①まずは、その２次方程式の左辺が因数分解できるかどうかを確認します。

  因数分解できるなら、それでやるのが一番簡単です！

②次に、平方完成または、解の公式で計算するかを

  決定するのは下記で判断します。

  x2の係数が1で、かつxの係数が偶数の場合、平方完成で解いたほうが楽です。

  x2の係数が１以外、またはxの係数が奇数の場合、解の公式で解いたほうが簡単です。

ちょっとしたことですが、

お子さんに上記のことを説明するだけで、

かなり計算問題ができるようになると思います。

参考にしてください！ 

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