一つひとつ分解して考える！

入試・模試等で難しいと言われる問題とはどんな問題でしょうか？

それは、問題を解くために、

「何段もクリアしなければいけない障害がある問題」

のことです。

もう少しわかりやすく説明したいと思います。

単純な計算・わり算で具体的にお話しをさせていただきます。

わり算の筆算をするためには、

まずはかけ算（特に九九）ができないとできません。

かけ算をしてから、引き算をして答えをだします。

ひき算をするためには、たし算ができないとできません。

つまり、わり算をするためには、

たし算・ひき算・かけ算ができないと

できるようにならないとできないのです。

ですから、わり算ができないお子さんは、

単純にわり算の練習だけをすればいいのではありません。

たし算・ひき算・かけ算がしっかりできているお子さんであれば、

わり算の練習をするのが一番良い方法ですが、

他の計算が怪しいお子さんは、

たし算・ひき算・かけ算の練習をしっかり頑張る必要があります。

単純なわり算でもこれだけの段階を経て計算をします。

難しい問題を解くためには、このような段階を何段も越えていく必要があります。

そのため、お子さんが問題を理解してできるようにするためには、

親御さんが、

「問題の解法を一つひとつ分解して、

どんな練習が必要なのかを考える。」

必要があります。

このあたりを理解して、お子さんに教えてあげると、

お子様にはわかりやすい説明になっていくと思います。

参考にしてください！

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