こんにちは、ペガサスの代表/進学・学習アドバイザーの篠田です。
今日は保護者の方がお子さんを認める大切さについてお話をさせていただきます。
以前に通塾していた中学生の女の子のことです。
その女の子は入塾当初から何かと言い訳が多かったです。
宿題を忘れると
「部活が忙しいから」「学校の宿題をやっていて塾の宿題ができなかった」
等の言い訳をしていました。
また、学校に提出するワーク(これを提出しないと成績に影響する)
を提出期限直前に何もやっていないことが判明すると
「提出期限を先生・友人から間違って教えてもらっていた」等の
バレバレの言い訳をしていました。
なぜ、こんなにバレバレの言い訳をするのだろう、と思っていました。
言い訳の理由は、保護者の方と面談を実施してわかりました。
お母さまは、学力的にはかなり高い妹さんと比べ、
その子の短所ばかり気にしていました。
また、ご自宅では「ダメ出し」を頻繁にしているようでした。
もちろん、お母様はその子が憎くてしている訳ではなく、
良くなってもらいたいから言っていると思います。
しかし、その子からすると、
「私は、お母さんから誉められていない。もっと誉めてほしい!」
と思っていたのではないでしょうか。
親御さんがお子さんを誉めていない(承認されていない)と、子どもは敏感に感じ取ります。
そして、何か注意すると子どもは必ず自己弁護(言い訳)に走ります。
しっかりと承認されていると、他人の忠告も素直に受け入れることができるようになります。
保護者面談をするまでは、その子がなぜそんなに言い訳をするかがわからず、
厳しく注意していました。。
本当に、申し訳ないことをしてしまいました。
お子さんの良い所をしっかり見て、誉めてあげてください!
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