啓理学舎では、なぜ「論理的思考力」を身につけることを重視するのか、その理由として2つあると考えています。
1.入試等で「論理的思考力」が必要な問題が増加しているから。
2.大学入試・大学・社会に出ても役に立つ力だから。
です。このページでは、「1.」についてお話をさせていただきます。
最近の中学受験及び高校受験の入試では、単純な知識を問う問題は少なくなり、下記の様な「論理的思考力」を使う問題が増加しています。
そのため、啓理学舎では「論理的思考力」を身につける必要があると考えています。
上の問題・解答用紙は、「平成29年度・横浜市立南高等学校附属中学校入試・適性検査Ⅰ 問題3」です。
この問題は、資料を正確に読み取り、まとめさせ、自分の考えを簡潔に記述させる問題です。
上の問題は、「平成28年度・神奈川県公立高校入試・国語 問5」です。
この問題は、グラフ・表・文章を読み取り、まとめさせる問題です。
上の問題は、「平成28年度・神奈川県公立高校入試・数学 問7」です。三角形の相似の証明問題です。
ただし、穴埋めではなく、すべて書かせる完全証明問題です。
私立の中学受験では、「推理算」「場合の数」「規則性の問題」等を解くために、「論理的思考力」が重要です。
下に「推理算」(入試問題ではありません)を示しておきます。
(問)
赤・青・白の3個のボールがあり、たろう君・まさる君・じろう君の3人がそれぞれ1個ずつ持っています。3人は自分の持っているボールの色について、次のように言っています。
たろう 「青いボールを持っています。」
まさる 「私のボールは青ではありません。」
じろう 「私のボールは赤ではありません。」
3人のうち、本当のことを言っているのは一人だけです。
3人が持っているボールの色はそれぞれ何色ですか。